- 読み物/ブログ
- スタッフブログ
2022.12.06
スタッフブログ★2022.12.06「ナナは言葉がわかるのか・・・?」
こんにちは、
スタッフのマエダです。
スープの冷めない距離に住み
我が家に出入りしている姪っ子は
ナナのことが大好き。
そんな姪っ子が
以前、真剣な顔をして
ある説をわたしにといてきました。
それは、
「ナナちゃんは人間の言葉が
わかるのかもしれない」説。
“・・・んっ~ん~、
そう思っちゃうことってあるよね~。
うんうん。”
と思いながら
どうしてそう思ったのかを
聞いてみたところ。
「ナナちゃんが
私のお膝で寝ている時、
トイレに行きたいから
ちょっと降りてもらってもいい?
と言いながら、軽く足を動かすと
膝の上から降りてくれる。」
⇒ それは
あなたが軽く足を動かしたから
居心地が悪くなって
ナナも移動しただけでしょう。
「ナナちゃんに話しかけてると
ずーっと私の方を見つめて
話を聞いてくれてる。」
⇒ 話を聞いているからといって
理解しているとは限りません。
「さみしい時
ナナちゃんは
必ずお膝に来てくれる。」
⇒ ナナは三度の飯より
抱っこが大好きですから。
さみしくない時も来てくれるでしょ?
なんて、
姪っ子の話を聞きながら
心の中で事実を確認しておりました。
姪っ子の夢を
壊すようで申し訳ありませんが
ナナは言葉を理解していない。
というのが
私の解釈となります。
だって、
リビングのラグの上で
放尿を繰り返していたナナに
ここはおトイレじゃないんだよ(涙)
と、何度も伝えたのに
全く理解いただけませんでしたから。
「すごいね~。
ナナは言葉がわかるんだね~♪」
と、うれしそうに
ナナに話しかける姪っ子を見て
つまらない大人になってしまった
自分に寂しさを感じておりました。
そんな私に
先日、驚きの出来事が・・・!
この頃は、
ナナの夜鳴きが続いている時期でした。
ナナの夜鳴きは
明け方4時くらいから始まります。
「ンナァ~。
(おばちゃぁ~ん!抱っこしてぇ~。
あたち、寂しいよぉ~。)」
と、
なぜかベッドとは
離れた場所にある玄関の方で
鳴き続けます。
本当は
ナナの夜鳴きに付き合うと
「騒げば
おばちゃんが抱っこしてくれる♪」
というストーリーが
ナナの中に出来上がってしまうため
夜鳴きが続くことに
なってしまうのですが、
放っておけず・・・。
朝4時からナナを抱っこ。
(ベッドから出て
ナナのそばに行くと
ナナは「キャ!!」と、
不思議な声を出して、
すごく喜んでくれるのです。)
30分もすると
ナナは抱っこに満足して
ホットカーペットやら、
キャットタワーに移動するので
私もベッドに戻って
再び、就寝。
という生活を
繰り返していました。
これではいけない。
私も心を鬼にして
ナナが鳴いても起きないぞ!!
と、決意したものの、
放っておくと、ナナの鳴き方が
次第にエスカレート。
「ンアァァァ~!!
(おばちゃぁ~ん!抱っこしてぇ~!
あたち、寂しいよぉ~!)」
「ンギャァ~!!
(おばちゃぁ~ん!抱っこしてぇ~!
あたち、寂しいのぉ~!)」
と、
なんとも言葉では表現しづらい
声を出してわめき散らすように
なってしまったのです。
・・・これはいけない。
抱っこして欲しい
という気持ちにとらわれ過ぎて、
抱っこしてもらいたい気持ち自体が
ナナのストレスになってしまっている。
その日、
眠い目をこすり
ナナを抱っこしながら
私はナナにこう伝えたのです。
“ナナが呼べば
おばちゃんも心配で来ちゃうから
いけないんだけど。
でも、ナナは
抱っこ抱っこばかり言わないで
自分の楽しみも見つけようよ。
おばちゃんの抱っこを
楽しみにしてくれることは
とってもうれしいけど。
だけどね、
生きている喜びは
抱っこだけじゃないと思うよ。
抱っこ、抱っこばかり言って
ストレスになったら元も子もないよ?
おばちゃんは
ナナにずっと元気でいてもらわないと
困っちゃうんだよ?”
と、
ナナさんに懇々と伝えました。
そして、
その後、迎えた
翌晩~朝にかけて、驚きの出来事が。
・・・なんと!!
ナナが一切、夜鳴きをしなかったのです。
連日、連夜
夜鳴きを続け、
鳴き方がエスカレートしていたナナが・・・。
/
一 ・ 切
鳴 ・ か ・ な ・ か ・ っ ・ た!!
\
朝、目覚めて
この事態に気が付いた私は
即、姪っ子に
“ナナって言葉がわかるみたい!!”
と、LINEしました。
それからというもの、
本当に、大袈裟でも作り話でもなく、
ナナは、ほとんど夜鳴きをしません。
ナナに
本当に言葉が伝わったのかも
しれません。
ですけどね、
ナナさんに懇々と伝えたとき
私は言葉じゃなくて心の中でナナさんに
お伝えしていたのです。
だから
正確にいうと
誤:ナナは人間の言葉がわかる
正:ナナは気持ちがわかる
なのかもしれません。
だから、
リビングのラグで
放尿を繰り返していた時は
ナナに伝わらなかったのかも。
だって、
心の中では
“困ったなぁ~。
また、リビングにオシッコしちゃったら
どうしよう・・・。”
と思って、
ナナの気持ちに寄り添わず。
私の要望や心配事ばかりが
気持ちを占めていたから。
「あのね、おばちゃん。
相手のことを思いやる気持ち。
それが
大切なことを伝える
コミュニケーションの基本なのよ。」
なんて
ナナに教えてもらった気がします。
「あたち、
本当はぜーんぶ
お見通しなんだから。」
なんて
言ってたりして。
ありがとうナナちゃん♪
(そして姪っ子からは
「だから、そう言ってるじゃん。」
と返信をもらいました。)
ゴローとムーにも
私の気持ちが伝わっていると
いいな。