- 読み物/ブログ
- スタッフブログ
2022.10.21
スタッフブログ★2022.10.21「猫と紙袋」
こんにちは、
スタッフのミライです。
個人的に
猫が好きなものの
一つになるんじゃないのかな~と
思っているのが紙袋です。
我が家の王子も
紙袋があると
飛び込んでみたい衝動に
ウズウズしている姿を
見かけます。
ちょっと助走をつけて
飛び込むところも良く見ます。
中に何が入っているのか
分からないドキドキ感が
良いんでしょうか?
上半身を突っ込んで、
お尻だけ出ている姿は
本当に可愛いですよね。
紙袋越しに
ちょっかいを出すと
楽しそうに暴れてくれるので
良いおもちゃになります。
中にちょっとした
オモチャを入れておけば
さらに大盛り上がり
間違いなし!
さて、この紙袋ですが
実は日本の慣用句にも
なっています。
ずばり、「猫に紙袋」。
また聞きなじみのない
フレーズですが、意味はそのまま
猫に紙袋をかぶせると
外そうとしてじりじりと
後ずさりする様子から
「尻込みすること」
「思わず後ずさりすること」を
意味するらしいのです。
確かに、飽きたら
お尻をフリフリさせながら
紙袋から後ずさりして
出てきますが、
「猫」と「紙袋」というと
尻込みするとか躊躇する
というイメージはあまりない…。
むしろ大喜びで
「ヒャッホーイ!」と
飛び込んでいる印象が
ありませんか?
日本語の中には
昔と現在では意味が
大きく変わりつつも
使われ続けている
言葉も多くあります。
例えば、「片腹痛い」って
面白いとか、ばかばかしいとかの
意味で使われていますが、
もともとは「気の毒に思う」とか
「苦々しく思う」という
意味で使われていたようです。
ワオ、全く逆。
現代人の感覚で
昔の日本人と会話をしたら
意味のすれ違いで
ケンカになってしまうかも。
なので、
「猫に紙袋」も
将来的には
「ウキウキする」とか
「目を輝かせる」みたいな意味で
使われるようになるかも…なんて
考えています。