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2020.02.04
スタッフブログ★2020.02.04「ナナの野性味」
こんにちは、
スタッフのマエダです。
今冬は、
毎晩ベッドにやってきて
私と枕を一緒に使い
人間のように眠る
我が家の末っ子、ナナさん。
ナナさんが人間みたいなところは、
寝方だけにとどまりません。
たまに、
「ンナ・・・、ナ。」
と、寝言をつぶやいたり、
かわいい寝姿とはかけ離れた
そこそこの音量のいびきをかいたり。
まるで人間のような
睡眠スタイルのナナさん。
だけど、
そんな彼女にも
やっぱり猫の本能というのは
根強く残っていたのです。
そのことに気が付いたのは
つい最近のこと。
ナナさんは
ベッドにやってきて、一緒に寝て
しばらくすると、ベッドから出て、
どこかに行ってしまうのです。
そして、
いつの間にかまた戻ってきていて
気が付けば、隣で寝ています。
そんなナナの行動の原因を
暑くなったのかな?
ちょっと一人になりたい気分
だったのかな?
と、ぼんやり推測していたのですが、
最近、気づいたことが。
ナナがベッドから出て行った後に、
毎回リビングから聞こえる音が
あったのです。
それは、
「カリ、カリ、カリ。」
と、ドライフードを食べる音。
そして、
いつの間にか
ナナはベッドに戻ってきて
私の隣で寝ているのです。
そうです、
まるで人間のような行動をするナナですが、
一日に数回狩りを行う野生の猫のように、
ベッドから抜け出して、
ひっそりと狩りを行っていたのです。
(フードボウルの中のドライフードを
食べているだけですが。)
⇒ 猫が少しずつ食事をとる理由について
立派なウンチをしても砂をかけず、
室内に存在感のある香りを漂わす
ナナさん。
たまにラグの上でおしっこをする
ナナさん。
30cm程度のジャンプに失敗し、
後ろ足を引きずっていたこともある
ナナさん。
・・・そこだけ野性味、強い感じですか?
ちなみに
猫は夜行性ではなく、
夕暮れや早朝などの薄暗い状態の時間が
最も活動的になる
「薄明薄暮性」なんだそうです。
たしかに、
ナナは外が暗くなり始める夕方に、
外に向かって「ナーナー!」と
一生懸命鳴きます。
私は、
ナナがこの時、
「おばちゃん!
お外の電気が消えて暗くなっちゃった!
お外が明るくなるように
電気つけて!」
と言っていると思い、
“ナナって本当にかわいいな~。
ナナ、お外は太陽が昇ったら
また明るくなるよ。
おばちゃんが電気を消したんじゃ
ないんだよ。”
と答えていたのですが、
この行動は「お外の電気を消さないで。」
という訴えではなく、
普段、大人しいナナの
活発的な行動なのかもしれません。
そういえば
ゴローが駆け抜けるのも明け方が
多いです。
猫の習性を知り、
猫の立場に立ってお話してみると、
改めて、いろんなことがわかりますね。
家の中で暮らしながらも
野生の頃の習性を残す猫。
そんな猫たちと
心が通ったと思えるような時間が
もっと増えるといいな。
これからも
たくさんお話ししようね。