こんにちは、
スタッフのマエダです。

猫って
見た目もさることながら
能力も人間とは大きな違いを持つ
生き物ですよね。

我が家のゴロムーナナも
それぞれ特殊能力の使い手です。

例えばゴローの
特殊能力。

それは、
普段、閉まっている
扉が開いたときに発揮されます。

先日、私とリビングで
のんびり過ごしていた時のこと。

私にナデナデされながら
ゴロゴロとご機嫌な音を
奏でていたゴローが
急にスクっと起き上がり、
首を伸ばしてクンクンと
なにかの匂いを嗅ぎだしたのです。

その匂いは
私の鼻には届かず。

“・・・何だろう？
　なにに反応しているのかな？”

と不思議に思っていたら
ゴローがスタスタッと玄関の方に。

“誰も来てないけど、
　どうしたのかな？

なんて不思議に思いながら
私はテレビを見続けることに。

すると
しばらく経ったら
ゴローが戻って来たので
再び私のそばに招いて
ゴローをナデナデ。

この時には
ゴローが何かに反応したことなんて
すっかり忘れていました。

そして
すっかり忘れたまま
先ほどゴローが向かった
玄関の方にあるトイレに行ったときに
全てがパァーーンっと繋がったのです。

トイレに行ったときに
私の目に入って来たもの、
それはトイレの向かいにある部屋の扉。

この部屋の扉が
開いていたのです。

この部屋は
日当たりが悪いため、
生活スペースではなく納戸として使用。

猫の毛が付いたら困る衣類などはもちろん、
猫砂とかキャットフードとか
オヤツとか。

キャットニップの
香りのするオモチャとか。

・・・ゴローのよろこぶものも
しまっているのです。

だから
普段は、ちゃんと扉を閉めている、
はず！

なのにどうして開いているのぉ～。

と、
驚いて
部屋の様子を確認すると
すでに、衣類などが荒らされた様子が。

（フードなどは
　棚の上段に閉まってあるため
　セーフでした。）

ここで、
さすがの私もピーンときました。

そうです。

さっき、
ゴローが首を伸ばして
クンクンと嗅ぎつけていたのは、
きっと納戸の部屋の匂い。

扉が開いて、
部屋の匂いがコチラにもれてきたから、
ゴローはパトロールに向かい
扉の空いた納戸に入り込み
普段、入れない部屋を
満喫したのでしょう。

匂いで
普段、閉まっている部屋の扉が
開いたことを察知するなんて。

・・・やるじゃない、ゴロー。

存分に探検した後に
満足して戻ってきたようなのでした。

そういえば、
戻ってきたときのゴローは
やたらと男らしさ度が上がっていた
（ような気がする）。

ゴローって
猫のような気高さや
ご飯への執着はあまりないし
甘えん坊でツンデレってわけでも
ないんですが、猫らしい特殊能力は
ちゃんと持っているみたいです。

クローゼットとか
普段、閉まっている扉の向こうが
大好きなゴロー。

たまには
開放デーを設けて
存分に堪能してもらうのも
ゴローのストレスケアとして
取り入れてもいいかな、
と思いました。

（だけど、開放デーを作るには
　ちょっと勇気が必要ですね。
　服が毛だらけになるだろうし・・・。）