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2024.04.25
tama ボナペティ サーモン&クリルの魅力をお魚派のスタッフ猫と調査してみた
先日新登場となったtamaのオリジナルキャットフード、ボナペティ サーモン&クリル。これまでも多くの猫たちに愛用していただいていた、ボナペティシリーズと比較して、新登場したサーモン&クリルにはどのような特長があるのでしょうか?
お魚が大好きな猫と暮らすスタッフから見て感じた魅力やポイントを改めてまとめてご紹介します。
実際に与えてみたい、と思っている方、これまでもボナペティを猫に食べさせてきた方、新しいフードを探しているという方はぜひ参考にしてみてくださいね。
tama ボナペティに新しい味が仲間入りしました
先日新登場となったtama ボナペティ サーモン&クリル。
「猫が元気に30歳を迎えることが当たり前になるように。」という【cat life 30】を基本のコンセプトとして据え、日本の室内で暮らす猫を想定してさまざまなお悩みに合わせた栄養バランスを実現しています。
実際に猫と一緒に暮らしているからこそ分かる、食事でできる健康へのフォローを形にしてきたボナペティシリーズ。
tama ボナペティ サーモン&クリルでも、これまでに登場しているボナペティシリーズと同じように、肥満/おしっこトラブル/ヘアボール/エイジングケアなど、多くの猫が抱える悩みに役立つ栄養を取り入れています。
また、シニア期になった猫では気を付けたいのが腎臓の健康維持。腎臓の状態に影響するリンの値にも配慮し、総合栄養食の基準を満たしながら療法食レベルの値に近づけています。(サーモン&クリルのリン値:0.65%)
これまでも好評だったtamaのボナペティの基本的なコンセプトはそのままに、新たな取り組みを取り入れたキャットフードとなっています。
「ボナペティ サーモン&クリル」
- 詳細を見る ボナペティ サーモン&クリル 1kg(50g×20) ■2,900円(gあたり:2.9円)
- 詳細を見る ボナペティ サーモン&クリル 600g ■1,260円(gあたり:約2.1円)
- 詳細を見る ボナペティ サーモン&クリル 2.5kg ■4,480円(gあたり:約1.79円)
- 詳細を見る ボナペティ サーモン&クリル 4kg(50g×80) ■9,350円(gあたり:約2.3円)
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試してみたスタッフ猫:王子
お魚系フードが大好き。丸のみ癖があり、小粒すぎるフードだと一気に食べて吐き戻すことも。膀胱炎になりやすい体質です。
ボナペティ サーモン&クリルの魅力1嗜好性が高い
フード選びの際にお魚系の原材料を使っていることが大事な判断基準となっている我が家の王子。これまでもなるべく魚を原材料として使っているフードを与えるようにしてきたので、魚系のフードであれば「舌が肥えている」といえそうです。
そんな王子なのですが、ボナペティ サーモン&クリルは初めて食べさせたときから…食いつきが良い!正直びっくりしました。
王子が気に入ったと思われる理由のひとつが、その香り。
開封すると、ふわっとエビせんべいを思わせる美味しそうな香りが漂います。これは海のスーパーフードとも呼ばれる「クリル」の香りだと思われます。クリルは日本語ではオキアミとも呼ばれる海に暮らす小さな生き物です。
実はこのオキアミ、釣りをする方にはお馴染みだと思いますが、広い海で魚を釣る際にも大活躍をするそうで、食欲を誘うような非常に強い香りを持っているそうです。ぱっと見で同じように感じる「エビ」よりもオキアミの方が、食いつきや誘因性は強いという釣り人も多いとか。
もしかすると、猫にとってもこのオキアミの香りは食欲を誘うようなものなのかも…?これだけ猫が興味を持ちやすい香りを放つオキアミですが、もちろん猫にとっては有害な成分を含んでではいません。
王子の場合は、お魚が好きなこともありますので、もしかするとサーモンとクリルの合わせ技で興味を惹かれた可能性も否定はできません。
でも、お魚派ではない猫でも、嗜好性が高いという報告が多数届いているようです。これってやっぱり、オキアミのパワー?
偏食だったり好き嫌いが極端な猫にもぜひ試していただきたい、そう思えるほどです。
ボナペティ サーモン&クリルの魅力2栄養面のメリット
ボナペティ サーモン&クリルの第一原材料はサーモン生肉。生のサーモン、美味しいですよね。もちろん、tamaが主原料を生のサーモンにこだわったのは美味しさだけが理由ではありません。ぜひ注目したいのは、サーモンが持っているエイジングケア成分です。
本来は白身魚であるサーモンが、オレンジがかった色の肉を持っているのは、「アスタキサンチン」という赤い成分によるものです。
化粧品でもおなじみの「アスタキサンチン」は、抗酸化成分と呼ばれることもあります。ストレスや代謝能力の低下に伴って細胞が老化していき、これが結果的に老化に結び付いています。さまざまな要因で進んでいく細胞の老化を防ぐのがアスタキサンチンの働きです。
サーモンは、そんな抗酸化成分を美味しく、そして無理なく取り入れることができる食材のひとつ。また、DHAやEPAなどの栄養素も豊富なことから、エイジングケアをしていく際にはぜひ取り入れたいですね。脳の栄養不足改善に役立つ《MCTオイル》も配合されていて、猫の認知機能の健康維持にも嬉しいですね。
ボナペティ サーモン&クリルの魅力3ローテーションしやすい
猫って本当に気まぐれです。
前の日までは普通に食べていたキャットフードでも、ふとした瞬間に「もうこれ食べたくない」とそっぽを向くようになってしまうことも少なくありません。
そんな時に、フードを切り替えるという選択をすることになると思いますが、一から候補となるフードを探し、合っているものを見付けるのは一苦労ですよね。
そういった時のために、ある程度食べてくれることが分かっているフードを定期的に切り替えていくのをフードローテーションと言います。
フード切り替えの際に、大きく栄養バランスが異なるフードを与えると、体調を崩してしまったりする子もいます。その点、tamaのボナペティであれば、同じシリーズで「猫が元気に30歳を迎えることが当たり前になるように。」という【cat life 30】という基本コンセプトが共通しています。
《肥満/おしっこトラブル/ヘアボール/エイジングケア》など、室内で暮らす猫の健康をトータルケアする健康維持成分を含んだ原材料を厳選していますので、ボナペティシリーズ同士でのローテーションなら、大きな栄養バランスの乱れが起きにくいのもポイントになりそうです。
ボナペティ サーモン&クリルの気になるところ
ここまで、ボナペティ サーモン&クリルの良い面を中心にご紹介してきましたが、与える際に知っておきたい注意点もあります。個人的に王子に与えることを想定した時に気になったポイントは以下の通りです。
■アダルト用キャットフードです
ボナペティ サーモン&クリルは、成猫用総合栄養食の基準を満たしたフード。これまでにもご紹介してきたボナペティシリーズは、成猫用総合栄養食の基準をクリアしたもの、オールライフ対応の総合栄養食が入り組んでいて、少々ややこしくなっています。整理して簡単に表すと以下の通りになります。
ラム&フィッシュとサーモン&クリルは、成猫用総合栄養食の基準をクリアしています。しかし、成長期で成猫より多くの栄養を必要とする子猫にとっては、これと水だけで十分な栄養をまかなうことはできません。そのため、子猫に主食として与えることはオススメしていません。(子猫の栄養基準と成猫、シニア猫の栄養基準は異なります)
一方、チキン&シュリンプはオールライフステージ対応の総合栄養食となっています。オールライフステージ対応の総合栄養食では、子猫用の栄養基準も満たしていますので、すべての世代の猫に与えることができるようになっています。
サーモン&クリルは、基本的には健康的な成猫~シニア猫をターゲットとして作られたドライフードであることを念頭に、与えてくださいね。
■粒が若干小さめ
猫も好みは色々です。ドライフードの粒のサイズや形、食感などに強いこだわりを持つ子も少なくありません。
王子の場合は、小粒のフードだとほとんど噛まずに丸のみしてしまう傾向があるので、大きめの粒を選ぶようにしています。とはいえ、嗜好性に粒の大きさはあまり影響はなさそうです。
さて、そんな王子にとっては若干粒が小さめなので、その良い香りに誘われて勢いよく食べてしまうことも…。
小粒じゃないと食べない、という猫にはピッタリの薄いおはじき形の粒は食べやすいはず!
王子にしてみれば、一気に食べてしまうほどおいしい、ということのようですが…。もう少し落ち着いて欲しいものです。
おわりに
今回は、先日新登場となったボナペティのサーモン&クリルについて、スタッフ猫に与えてみて感じたことをもとにまとめてみた情報をお送りしました。
インターネット上で見る情報だけだと、「うちの子には合ってるかな?」という判断はなかなかつきにくいもの。tamaではたくさんのお客様によって投稿されたレビューもご紹介していますので、そちらもぜひ参考にしてみてくださいね。