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2018.11.02
シエラさんの初恋の猫
“算命学の占いで、今年は若い彼氏ができて家庭が不和になるかもしれない気をつけなさいと言われていたのでした。”
初恋の子の前に。一緒に暮らしている猫のことを教えてください
キジトラの3歳の男の子「チャンドラ」、ミックスシャムの2歳の女の子「プーナム」。
どちらも月に関係ある名前です。もうとっても可愛いんです。
キジトラは、とっても甘えん坊でイタズラ好き、出かけて帰ってくると、遊んでーとニャーンとなきます。近寄ると飛んで逃げますが、違う部屋で飛びかかる準備をしています。とっても遊び好き。毎日追いかけっこをせがまれやってます。
ミックスのシャムは、可愛いだけでなくなかなか面白い子です。食い意地が実は張っていて、ご飯やおやつになるとキジトラを牽制し部屋に入れません。とっても甘い声で牽制しています。
プーナムは、追いかけっこより、猫じゃらしで遊ぶのが好き。そして、抱っこより背中に飛び乗るのが大好きなので、いつ背中に飛び乗ってくるのかヒヤヒヤします。
チャンドラは、3年前の6月に近くの公園の階段の下の箱の中にいるのをカラスにつつかれているところを夫が見つけて連れて帰ってきました。
プーナムは、そんなチャンドラの遊び相手がいるなーと探していたところ、車で1時間くらいのところの酪農家の牛舎に飼われてる親子猫がどちらも仔猫を産んだから貰って欲しいという話を聞き、その中でも1番小さな子を連れて帰ってきました。1番おっとり、か弱いと思っていた体の小さな、45日でも300gだった子ですが、いまは3キロもあり、我が家に来て1日で実は超おてんばだということがわかりました。
仲良くしてくれるかどうかが最初気になりましたが、すぐに仲良しになり、チャンドラの前足の親指をプーナムは、吸いながら喉を鳴らします。
最初は毛づくろいしながら、プーナムのいいようにしているチャンドラですが、あまりに長いと嫌なのかそこから、取っ組み合いと追いかけっこが始まります。
猫のことを大切に思うきっかけとなった、猫への初恋を教えてください
初恋の猫は、やっぱりチャンドラです。
私は3年前まで一度も猫を飼ったこともないし、そんなに可愛いとも思いませんでした。が、まだ生後2週間くらいで、体重が300gのカラスにつつかれて顔と口の中が傷だらけの小さな仔猫を夫が助けて帰ってきて、ミルクも哺乳瓶では飲まず、スポイドで子猫がニャーと言ったその瞬間に舌の上にポトンと落とす。10mlを1時間かけてあげて、ガーゼで排泄を促す。そんなことを1日に何回もやりながら、おっかなびっくり育てました。
最初は誰か里親になってもらえないだろうかと思いましたが、すぐには見つからず、育てているうちに手放せなくなってしまいました。私たち夫婦には子供もいないので、初めての育児になったわけです。
そしてまた、私の誕生日の2日前にカラスから救った子。そして、その年は、算命学の占いで、今年は若い彼氏ができて家庭が不和になるかもしれない気をつけなさいと言われていたのでした。新しい彼氏、、たしかに生後2週間、男の子のキジトラ、彼がやってきてから、寝る暇もなく、夫とは小さなチャンドラを取り合いになりました。
そして、その年それ以降も後にも先にも、若い彼氏は現れず、たしかに彼氏と占い師は言ったけれど人間とは言ってませんし、チャンドラのことかな、、なんて今でも思っています。
初めて、チャンドラ と、1メートルくらい離れたところから声をかけた時、眠くてごそごそしていたのに、ぴくっと反応して、頭をあげ、まだちゃんと歩けないのに、必死で私のところまで駆け寄ってきました。その時が1番感動した瞬間でした。