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2018.08.24
もちおさんの初恋の猫
”初恋って、甘いこと以上に酸っぱいことが沢山ありますね。”
初恋の子の前に。一緒に暮らしている猫のことを教えてください
昨年の2月に縁があって我が家に来た、のんちゃん(2歳)とその子供達4匹(がんちゃん、てんちゃん、くうちゃん、れんちゃん)の合計5匹のやんちゃ娘達と楽しく暮らしてます。
猫のことを大切に思うきっかけとなった、猫への初恋を教えてください
ねこ派?いぬ派?ともし聞かれたら、迷わずねこ派!と答える程に、今では当たり前の様に猫が大好きです。
初恋の猫イコール、今の私が当たり前にねこが大好きだ!と思う、そんなきっかけになった猫は、私が小学生の時に友達が拾ってきた2匹の猫、たまちゃんとねねちゃんです。結局その友達は、親に内緒で家に連れてきたは良いけど、一緒に住む事を反対されて、我が家で暮らす事になりました。
名前を呼ぶと可愛い声で返事をしてくれて、お腹の上で寝てくれて。半日以上姿が見えず、半べそかきながら探した結果、カーテンに潜り込んでただただ爆睡してるだけだったとか。とても懐かしい、20年以上も前の事になります。
初めてお別れをする悲しさや、お別れした後に、過ごした日々を思い出す時の切なさを知りました。それから少しして、大人になって、当時色々な事に対して無知過ぎる自分に呆れもしました。昨年の縁がなければ、この先々、好きでも一緒に暮らす事はしないと、臆病になる事も覚えました。
初恋って、甘いこと以上に酸っぱいことが沢山ありますね。
私の初恋の猫たまちゃんは、たぬき顔で父親にも近所の子にもたぬきと言われてたけど、わたしの中ではイケメン猫。
初恋の猫ねねちゃんは、目つきが鋭くて母親からは怖いと言われてたけど、凛としたクールビューティでした。
あの時、この2匹に恋をしていなかったら、昨年の縁もなかった気がします。
今また、猫達と暮らし始めて、昔と比較する様な、懐かしさが過るような、定期的にふと初恋の猫の事を思い出します。それと同時に、今目の前にいる猫達の事が愛おしくてたまりません。