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2023.04.21

スタッフブログ★2023.04.21「"働く猫"は実在していた？！」

スタッフブログ★2023.04.21「

こんにちは、
スタッフのミライです。

皆さま、突然ですが
盲導犬や災害救助犬など
「働く犬」に対して
「働く猫」って知名度が低いと
思いませんか？

働く猫って
存在したんだろうか…と
調べてみると、実在していたことが
分かったので、今回はぜひ
そんな猫たちのお話をさせてください。

その昔、アフリカ大陸で
暮らしていた猫たちは
人間の船に乗って世界中に
広まっていった…と言われています。

実際、日本でも
仏教の伝来と同じころに
積み荷をネズミから守るために
船に乗ってやってきたのが
猫の始まり…とされています。

日本の猫の遠い遠い祖先は
働く猫たちだった、と
いうことですね。

元は積み荷やキッチンの食材、
船そのものをかじる
ネズミ退治のために
船に乗っていた猫たち。

猫たちは長期間の航海を通して
船乗りや乗客たちの友達
相談役、そしてアイドルとして
たくさんの人たちに愛されました。

そうそう、船乗りの間では
猫の尻尾で天気予報を
していた頃もあったそうです。

最近になって、
気圧の変化を感じ取ると
猫は尻尾をピクピクと
動かせることが判明し、
猫の尻尾の天気予報が
あながちウソではないということも
証明されました。(！)

可愛くってネズミも捕まえてくれて
なおかつ天気予報までできちゃう。

猫たちは家族と離れて過ごす
船乗りたちの身の上話も
聞いてくれていたかもしれません。

カウンセラーのお仕事も
していたことになるでしょうか。

イギリスの海軍では
こうした優秀な猫たちを
正式に「採用」して
お給料まで払っていたそうです。
(お給料は猫の食事代などに使われる)

このように
つい最近まで
猫が船に乗っているのは
ごくごく当たり前だったそうですが
国際的な検疫制度の強化や、
飛行機の登場によって
徐々に船のアイドルとしての
猫は数を減らし、
家庭で「癒し業」を営む猫が
多くなりました。

猫の尻尾が気圧の変化に
反応していることなどは
船乗りたちの間では
常識だったようですが、
初耳！という方も多いのでは
ないでしょうか。(私もです)

謎多き猫たちですが、
猫が働くようになれば
新たな一面を知ることになるかも…？
なんてことを考えています。

猫たちが活躍できる職場が
再びできれば猫の研究も一気に
進むのかも。