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2022.11.24

猫に手作り食ってアリ?チャレンジする時のポイントまとめ

猫に手作り食ってアリ?チャレンジする時のポイントまとめ

猫と一緒に過ごしていると、ふと人間の食べ物を欲しがったりする様子を見かけることがあります。
「もしかして、私たちと同じものが食べたいのかも?」そう思ったことがある方は多いのではないでしょうか。
そこで、ご提案。私たち人間が食べているものと同じ食材を使って作る「手作り食」にチャレンジしてみませんか。

今回は、手作り食に挑戦する際のポイントや猫の食事のメニューとして手作り食を考えた時の注意点について調べてみました。

猫に手作り食ってアリ?なし?

手作り食のメリットは「猫が好きな材料を選んで食事を作ることが出来る」ということです。猫の好みの食材を組み合わせたり、あえて低タンパクにしてみる、などの調整も可能です。
大好物が使われている食事なら、好き嫌いが激しい猫でも喜んで食べてくれることも多いのではないでしょうか。
食材に含まれている成分に関して調べたり、カロリー計算ができると体調に合わせたメニューにアレンジすることもできるようになってきます。
猫が喜んでくれて、なおかつ必要な栄養をしっかり摂取できれば、理想的な食事となるはずです。

また、猫の手作り食を作ろう!と思ったらきっと猫の食事や栄養バランス、食材についてもっと深掘りして調べたくなりますね。
「何を作ろうかな♪」とワクワクした気分で楽しく猫の健康についての知識を深めていくことができます。猫が食べられるもの/食べられないものはもちろん、どんな食材にどんな栄養が含まれていて、猫の健康維持にどのように関係しているのか、どんな体調の時に役立てられそうかなど、猫の手作りについて調べていたら、猫たちのことをもっと理解できるはず。

誕生日や記念日、イベントの時だけのスペシャルメニューとして、思い切り美味しいものを楽しんでもらう機会があるのは猫にとっても刺激になりますし、素敵なコミュニケーションになるはずです。

簡単でも手作り食の楽しみは味わえる!

手作り食には難しい部分もありますが、大切なのは猫が喜んでくれること。
猫にとって手が込んでいるかどうかは、あまり大事ではないようですから、手軽にできて猫も喜んでくれるメニューならそれは特別なごちそう、そして大切なコミュニケーションになるはずです。

例えば、ささみをさっと茹でてほぐしただけのものでも、調理中から猫がソワソワし出したり、実際に嬉しそうに食べてくれたなら、それは立派なスペシャルメニューになります。

また、便利なレトルトを活用するのもオススメ。少し温めて香りを立たせれば猫の嗜好性も大幅アップします。

栄養バランスの基本は総合栄養食でベースを作り、「たまに」のお楽しみで猫の好物を使ったメニューを作ったり、レトルトをプラスするというイメージから、少しずつステップアップしていくのも挑戦しやすいルートです。

猫に手作り食を作る時の注意点

続いて、猫に手作り食を作る際の注意点やポイントについてご紹介いたします。

■塩分について

猫の手作り食を作る時に、塩分を意識する必要はあるのでしょうか?
結論から言うと、健康的な猫であればあまり意識する必要はありませんが、高齢の猫や腎臓に不安がある猫では、制限したほうが無難です。


■与える量はどれくらい?

ある程度の給与量が決まっているキャットフードと違って、手作り食の場合は給与量は決まっていません。「どれくらいの量を与えたらよいのか分からない…」という方もいらっしゃいます。これはその通り。
手作り食では毎回同じものができる訳でもありませんから、初めからきっちりとカロリーを計算して作る、というよりも、「特別なごちそうなんだよ。めしあがれ」と食べてもらっても良いと思います。 



■猫が食べてはいけない食材もあります。

私たちが普段食べている食材の中には、猫にとっては毒になる食材もあります。代表的なものはネギ、玉ねぎですが、そのほかにもニンニクや刺激物となる香辛料、チョコレートなどもあります。
意外なものが猫にとっては望ましくない食材だった、ということもありますので、念のために事前に調べておくと安心です。



■猫はきまぐれ。食べてくれなくても落ち込まない。

一生懸命作った手作り食、ドキドキしながら猫に食べてもらうと……ニオイをクンクンしたきりそっぽを向いてしまった。なんてこともあるあるです。だって猫ですからね。
食べてくれなくても自分を責めたり、落ち込んだりせず、「お口に合わなかったのね」と思うくらいの気楽さがきっと楽しむためのコツです。

おわりに

今回は猫の手作り食についてご紹介いたしました。総合栄養食のような、必要な栄養素をすべて含む食事を手作り食で作り続けるのは難しい面もあります。
ですから、まずは主食として総合栄養食を与えつつ食事の一部を手作りに置き換えたり、特別な日のお楽しみとして取り入れて、猫と一緒にお楽しみください。
tamaでは、猫が美味しそうに食べてくれて家族も笑顔になる、さまざまな食事のスタイルをサポートして参ります。