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2021.12.21
スタッフブログ★2021.12.21「ムーちゃんのストレスサイン」
こんにちは、
スタッフのマエダです。
一年ほど前の話ですが、
実はムーが膀胱炎になりました。
何度もトイレに行っては排泄できず
辛そうにしていたムー。
動物病院に行って
採尿などの検査をしたのですが、
結晶も細菌も検出されず、
これといった原因を特定することのできない
「特発性膀胱炎」だと診断。
ストラバイトや
細菌性膀胱炎は飲水量の不足が
原因に挙げられることが多いのですが、
特発性膀胱炎の原因として考えられているのが
ストレス。
特発性膀胱炎を発症した
前日当たりのムーの行動から考えると
原因 ⇒ ストレス説、かなり濃厚です。
どうして、
原因がストレスであることが
かなり濃厚だと思ったのかというと、
ムーが特発性膀胱炎に罹る数日前、
ムーからの激しいおねだりがあったから。
その激しいおねだりの要因となったのが
部屋中に漂ったおいしそうなお出汁の香り。
その日、
私は、寒いからと換気をせずに
お味噌汁を作ったため、
部屋中にお出汁のおいしい香りが
漂っていたんです。
その香りをかぎつけたムーが
「私もこの香りのするご飯が
食べた~~~~~い!!」
と、おねだり。
しかし、私はムーが
どうしてこんなに
激しいおねだりをするのか皆目見当がつかず、
ムーが好きなドライフードをお皿に出したり
フリーズドライのオヤツをあげたりと
手を尽くしていたのですが
ムーさん全く満足せず。
「これじゃないの~~~!!」
と、私に不満をぶつけるばかり。
困り果てた私は
ムーの要望を聞き入れない姿勢を示すために
いったんベランダに退避。
そして、
ベランダから部屋に戻って
気が付いたのです。
“おいしそうな
お出汁の香りがリビングに充満している・・・。
ムーはこれを食べたいと言っているのかも。”
急いで換気扇を回し
お出汁の香りを部屋から排除。
すると
さっきまでとりつかれたように
激しいおねだりをしていたムーは
すっかり落ち着いてクッションの上で
お昼寝を始めたのでした。
お気に入りのドライフードや
フリーズドライのオヤツを出しても
満足しなかったムーは
「これじゃないの~!
このおいしい香りのヤツ出してよ~!
このおいしい香りのヤツが食べた~い!!」
と言っていたのでしょう。
さて、
ここで一件落着かと思いきや、
おそらく、この激しいおねだりの時に
イライラを募らせたたムー。
そのストレスが
特発性膀胱炎の原因になったのでは、
と思っています。
そして、
膀胱炎などの泌尿器のトラブルは
一度かかると、一年以内にぶり返す確率は
半数以上ともいわれています。
私が換気や
ムーのおねだりを軽んじ、
ちゃんとムーとお話ししなかったせいで
膀胱炎になってしまったことが
本当に申し訳なく、皆さまにもなかなか
お話しできませんでした。
では、
どうして本日
お話しているのかというと・・・。
一年以内に再発する可能性が
非常に高いとされる膀胱炎ですが、
ムーはその一年を無事、
乗り越えたのですーーー。
\わーい/
膀胱炎の再発予防のために
ムーにとってのストレスとは
どんなことかを考え、できる限り配慮。
(できる限りおねだりに応える。)
ムーちゃん、かわいいねぇ~、と
毎日、目いっぱいナデナデ。
また、
再発予防のために
何よりも大切なのが水分補給。
猫の体質や性格などもあるので
私の対策だけで再発防止となったかは
定かではありません。
だけど、
一年間、再発しなかったことが
とってもうれしかったので
皆さまに報告させていただきました。
とはいえ、
冬の寒さはこれからが本番。
寒くなるとお水を飲まなくなるから
より、工夫して水分補給を促さないと。
ムーちゃんのおねだりを
いつも通りのわがままだと思っちゃって
ごめんね。
わかっているつもりで
見過ごしてしまったストレスのサイン。
ちゃんとお話を聞かないと
ダメですね。
ムーちゃん、
ちゃんとお話聞くから
これからもずっと元気でいてね。