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2020.11.17

スタッフブログ★2020.11.17「忘れっぽいゴロー隊長」

スタッフブログ★2020.11.17「忘れっぽいゴロー隊長」

こんにちは、
スタッフのマエダです。

我が家のリビングに
ラグ代わりの毛布を敷いてから
早、数週間。

ゴローが
とにかくこの毛布ラグを
楽しんでいます。

どうやら、
毛布のたわみが
ゴローの狩猟本能を刺激するらしく、
やる気があるときは、
ひたすらたわみに向かって
姿勢を低くしてお尻を振りながら
目をまん丸にして
飛び掛かっています。

・・・もちろん、
なにもないんですけどね。

そんなゴローにサプライズを。

このオモチャ
ゴローが見ている前で
私がトントントンと叩いて
キュッキュッキュッと音を出します。

するとゴローは
「なんでありますか?」

と、瞳ををまん丸にして興味津々。

“やっぱりね♪”


ゴローの興味を惹きながら
オモチャを毛布ラグの下に隠して
再び私がトントンと叩くと
毛布ラグの下でキュッキュッ♪と
音を出すオモチャ。

すると
ゴローも恐る恐る近寄り、
前足でチョイチョイと。

キュッキュッキュッ♪と鳴く
オモチャ。

このオモチャ、
いい働きをしますね~。

叩くたびに
キュッ♪と鳴くオモチャに
ゴローも不思議がって
何度か、毛布ラグ越しに
オモチャにチョイチョイチョイ。

キュッキュッキュッ♪

しばらく、不思議そうに
毛布ラグを前足で叩きながら
楽しんでいたゴロー。

しかし、
この後、ゴローが予想外の
知的な行動に。

なんと、ゴローは
毛布ラグの別の部分を
前足でバシバシと叩き始めたでは
ないですか。

どうやらゴローは
毛布ラグの別の部分でも
音が鳴るのか疑問に思ったよう。

「この布が
 鳴いているのでありますか?

 それとも、
 あの場所が鳴くでありますか?」

もちろん、
毛布ラグの別の部分を叩いても
音は鳴りません。

「・・・布が鳴いているのでは
 ないようであります!
 やっぱりココに何かがあるので
 あります!」

現象が起こる条件を確認するという
実験の基本を誰に教わることなく
実施するゴローに高い知性を感じます。

“・・・だけど、
 さっきココに私がオモチャを隠したの
 見ていたよね?”

高い知性とは相異なる
忘れっぽさも持ち合わせている
ゴローには感嘆するばかりです。


そして、
ゴローの実験を見守っている女が
もう一人。

ゴローが叩いたら
毛布ラグが鳴る様子に
ムーも興味津々。

ムーは
しばらく、遠巻きに見ていたのですが
恐る恐る近寄って調査に参加。

二人で一緒に調査している様子を

“微笑ましいな~。”

と、眺めていたのですが、
この後、さらに大波乱。

なんと、
叩くたびにキュッキュッ♪と
鳴くオモチャを前に、
進まぬ調査。

ジレンマを感じたゴロー隊長は

なんと、一緒に調査をしている
ムー隊員に飛びついたではありませんか。

「もはや
 調査なんてどうでもいいであります!」

いきなり飛びつかれたムーも

「私だって
 調査なんてどうでもいいと
 思っていたところな・の・よ!!」

とばかりに応戦。

そして、
調査なんて関係なく、
ゴロムーのプロレスごっこが
始まってしまいました・・・。

ゴロムーが揉み合う下で
キュッキュッ♪と鳴くオモチャ。

だけど、
調査を投げ出したゴロムーには
もはや、雑音でしかないのでしょう。

結局、
ゴロムーの追いかけっこが始まり、
グシャーとよじれる毛布ラグ・・・。

さっきまでキュッキュッ♪と
鳴いていたオモチャも

「どうかしましたか?
 私はどうすればいいですか?」

とばかりに
よじれた毛布ラグの下から
顔を出します。

・・・このオモチャはしまっておこう。

結局いつも通り、
楽しく遊んだゴロムー。

自分たちが
一時でも熱心に
調査に取り組んでいたことなんて
頭の片隅にもないようで、
ご飯を食べて満足そうに
寝てしまいました。

まぁ、この忘れっぽいところも
かわいいんですけどね♪

今晩もまた一緒に遊ぼうね。