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2020.09.23
スタッフブログ★2020.09.23「猫のルーティンとムーのプライド」
こんにちは、
スタッフのマエダです。
自由気ままに
過ごしているように見える猫ですが
猫にも猫のルーティンがありますよね。
例えば、
ゴローの場合は、
私が出かける時は玄関までやってきて
お見送り。
帰ってきたら
また、玄関までやってきて
お出迎え。
ナナの場合は、
私がトイレに行くと
トイレの前で待機したり、
ドアをこじ開けようと
前足をドアの隙間に突っ込んできたり。
そして、ムーの場合。
ムーは、
晩ご飯のウェットフードを食べ終わったら
毛繕いをし、美しさに磨きをかけ
準備が整ったら
\再び、おねだり/
このムーのおねだりを
何度かスルーし、
私は私でご飯を食べたり
テレビを見たり。
“待っててね、
お風呂から上がったら
おいしいオヤツあげるからね。”
と声をかけ
お風呂に向かいます。
ムーは
私の言葉を理解しているのか
私がお風呂から上がると、
毎晩、必ず脱衣所の扉を前足で開け、
頭からグイグイ侵入。
そして、
脱衣所の壁に
前足を伸ばして、伸び~♪と、
決めポーズを繰り出し、
顔だけ私の方をクルリと向けて
「ニャァ~ン♪
(約束したでしょ~、
おいしいのちょうだいよ~♪)」
と、渾身のおねだりをなさいます。
“わかった、わかった。
わかってるから前足で壁を
ガリガリするのはやめてちょうだい。”
と、ムーの前足を壁から外し。
しかし、ムーは再び
前足を伸ばして、伸び~♪と、
決めのポーズを取りながら、
「ニャァ~ン♪
(美しい私のおねだりに
マエダって弱いんだからぁ~♪)」
“わかった、わかった。
わかってるから
だから、前足で壁を
ガリガリするのはやめてちょうだい。”
と、
再びムーの前足を壁から外し、
リビングへ。
するとムーは
オヤツが入っている引き出しの前に
先回りして
「ニャァ~ン♪
(早くここから
おいしいの出してよぉ~。)」
“お待たせ、ムーちゃん。
じゃあ、今日はこれにしようかね。”
と、オヤツを選んでお皿に。
オヤツを食べている音に
気が付いたゴローとナナも
ソワソワしながら私を見つめてきます。
“みんなの分もあるよ。
一緒に食べようね。”
というのが我が家の
夜のルーティンのひとつ。
(だから、我が家では
オヤツもストックが
欠かせません。)
みんなが決まったタイミングで
オヤツを楽しむことができるのは
ムーがルーティンをしっかりこなすから、
とも言えますね。
しかし、
先日、私がお風呂から上がっても
ムーがやってくる気配のない日が
ありました。
“あれ?どうしたのかな?”
と、脱衣所の扉を開けても
ムーがいない。
・・・珍しい。
こんなことって最近なかった。
・・・もしかして
おねだりする気が起きないほど
具合が悪い!?
心配になって
“ムー、ムーちゃーん!”
と、名前を呼んでムーを探したら
何やらトイレの方でガサガサと
砂を描く音が。
そのあと、
トイレから急いで出てくるムー。
そして、
トイレからは
ホカホカウンチの香りが。
そうです、
ムーはウンチのために、
脱衣所の前から席を外していたみたい。
“なんだ~、よかった♪”
と、ホッとしている私をすり抜けて
ムーが向かったのは、脱衣所。
ムーが向かった脱衣所をのぞいてみると、
もう、そのタイミングではないというのに
前足を伸ばして決めのポーズを取りながら
顔だけこちらに向けて、
「ニャァ~ン♪
(おいしいのちょうだいよ~♪)」
ですって・・・。
ムーちゃん、わかってるから(笑)
ウンチをしていて出遅れたことを
なかったことにしたいんでしょうか。
それとも、
「私の美しいおねだりと引き換えに
得られるのがおいしいオヤツ♪
おねだりしてないのに、
タダで恵んでもらうなんて
ごめんだわ!」
というムーのプライドなのでしょうか。
“わかってるよ、
オヤツにしよう♪”
おねだりが激しいムーですが、
実は、おねだりが叶えられたってことが
うれしいんだと思います。
まったく、
手が掛かるけど、
かわいい子なんです。
今日もみんなでオヤツを食べようね♪