こんにちは、
スタッフのマエダです。

今年は
梅雨の時期が長く、
そして、梅雨が明けたとたんに
猛暑となりエアコンを入れ始めたので
窓を開けて外の風を楽しんでもらう
テラス席解放イベントは未開催と
なっていました。

しかし、
暑さが和らいだ先週末の夕方から
キャットタワーの側の窓を開けると
待ってましたとばかりに
ゴロムーナナがソワソワ。

一番でキャットタワーに上り
外の風を楽しんだのはゴロー。

ゴローさんは
夕方から夜にかけても
キャットタワーの上段で
背を伸ばし風を感じたり、
ゴロンと横になったりを繰り返し
移動する気配がありません。

しかし、
キャットタワーの上段のテラス席は
ゴローだけではなく、ムー、ナナからも
人気を博す席。

ムーはいざとなったら
キャットタワーに上り、
「シャー！（どきな！）」と、
ゴローを恫喝する実力をお持ちですが、
問題はナナ。

ナナは、
ゴローに先を越されたものですから、
ずっと、キャットタワーの側で
ちょこんと座って順番待ちを
しているのです。

先住のゴローやムーに対して
遠慮のあるナナ。

初めは、
ちょこんと座って
順番待ちをしていたのですが、
時間が経つとフローリングに寝ころび、
待ちくたびれている様子。

猫のことは猫に任せて、
あまり口出しをしないのが
マエダ家の取り組みですが、
順番待ちをしているナナのために、
ゴローをオモチャでおびき出すかな。

なんて思っていたら、
なんと、しびれを切らしたナナが
むくっと起き上がりました。

そして、
キャットタワーに上って
狭い最上段でゴローと並んで
お外を見ようとするでは
ありませんか。

“ナナもゴローには
　遠慮がなくなってきたんだね♪”

なんて、
ちょっとうれしくなって
二人の様子を観察していると・・・。

狭い最上段に
ナナが来ても
一向に退こうとしないゴロー。

最上段に上っても、
ゴローが遮ってお外を見ることも
風を感じることもできないナナ。

しばらく、

ナナ
「気持ち悪いおじちゃん、
　もうちょっと、あっちに行って。」

ゴロー
「やや、ナナちゃん
　どうしたでありますか？
　何かお悩み事でありますか？」

ナナ
「ちがう。
　気持ち悪いおじちゃん、
　もうちょっと、あっちに行って。」

ゴロー
「やや、ナナちゃん、
　被毛が乱れているでありますよ。
　被毛の乱れは心の乱れ。」

なんてやり取りを交わしながら、
ゴローがナナをペロペロしようとしたら・・・。

その瞬間、
「ペロペロじゃない！
　おじちゃん、あっちに行ってって
　言ってるの！」

と、繰り出される
ナナの猫パーンッチ！

猫パンチは空振りに終わりましたが、

「やや！ナナちゃんの
　ご乱心であります！」

とばかりに、
キャットタワーから退散するゴロー。

“・・・やっぱりね（涙）”

ムーからだけではなく
ナナからも厳しい対応を受けるゴロー。

というか、
我が家の女性陣の中で
ゴローに優しいのは私だけ？

だけど、
そんな厳しい環境の中でも、
いつでも家族に優しく、
リーダーとしての自信を持ち
挫けることなく輝き続ける
ゴローさん。

そんな生き様には
本当に学ぶべき点が多く、
頭が下がります。

そして、
何事があっても
いつもマイペースなゴローって
本当にかわいいのです。