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2020.03.31
スタッフブログ★2020.03.31「ムーのおねだり」
こんにちは、
スタッフのマエダです。
自宅で過ごす時間が多かった週末。
私がリビングで
テレビを見たり
本を読んだりしていると、
ここぞとばかりに
おねだりをしてくるのは
ムーさん。
私と目が合うたび、
「いいことあるかも!
おねだりしてみよっ!」
くらいの調子で
「ニャ~ン♪
(おいしいのちょうだ~い♪)」
“だめだよ、ムーちゃん。
まだ、オヤツの時間じゃないでしょ。”
と、軽くいなすと、
「ちぇ、ダメだったか。」
と一旦、引き下がるのですが、
再び目が合うと
「ニャ~ン♪
(おいしいのちょうだ~い♪)」
何度かは、
《まだオヤツの時間じゃないよ》理論で、
諦めてもらうことができるのですが、
ムーもおねだりしているうちに
気分が高揚してきちゃうのでしょうか?
最初はあわよくば、
だったおねだりが、どんどん激化。
「ニャ~ン!ニャ~ン!
(私はおいしいのちょうだいって
言ってるの~!)」
こうなると、仕方がない。
“ちょとだけだよ。”
と、最近のムーのお気に入り
クリスピーチキンを数欠片、
フードボウルに出してあげました。
カリッカリッカリ。
と、小気味よい音を出して
おいしそうに食べるムー。
“これで満足してくれたかな?”
と、思いきや、
ムーのおねだりは止まりません!
「ニャ~ン!ニャ~ン!
(もっとちょうだいよ~!)」
“・・・ムーちゃん、
さっき、あげたでしょ?もうないよ?”
「ニャ~ン!ニャ~ン!
(もらってない!
あれっぽっちじゃ私、満足できない!)」
“・・・ムーの本気のおねだりが
始まってしまった。”
ムーの本気のおねだりが始まると、
私の姿が長時間見えなくなるまで
永久に続きます。
とはいえ、
今日は外出するつもりもないし・・・。
だけど、
なんでムーはこんなに
おねだりが激しいんだろう。
と、ムーの気持ちになって考えると
なんだか、わかったような気がしました。
私にも
好きな食べ物があるのですが、
“いつかあの食べ物を、
毎日、毎日、毎日・・・!
食べて食べて食べつくして、
嫌いになるまで食べてみたい!
・・・あ~、お腹減ったなぁ~。”
そんな風に思うことがあります。
そっかー、
毎回、毎回「ちょっとだけだよ。」
なんて、おいしいものを出されても、
満足するわけないよね。
わかった、
ムーちゃん、今から
とっておきのおいしいやつ
出してあげるから!
ムーちゃんのおねだりに応えるべく
私がとりだしたのは、
ささみレトルト。
いつもなら、
ゴローとムーで半分こ、
ナナには、スープを多めにお裾分け、
と、お皿に分ける「ささみレトルト」。
しかし、
今日は、ムーちゃん、
好きなだけお食べなさい!!
と、袋の中身を
ド~ンッ!!っと、ムーのお皿だけに。
「ニャ~ン!ニャ~ン!
(やったー!やったー!)」
と言いながら
駆け寄ってくるムー。
だけど、
なかなかボリュームがあるので、
ムーちゃん、一人で食べきれるかな?
と、ムーの様子を見ていたのですが、
心配無用。
ムーはお皿の前から一度も離れることなく、
まさか、一気に完食したのです。
これで、
ムーも満足したようで、
この後、夕食前まで
一度も激しいおねだりはありませんでした。
(ジャブ程度のおねだりはあったので
猫草を上げたり、ナデナデして
しのぎました。)
そっか、そっか。
「ちょっとだけだよ。」
なんていわれたって
満足できないときもあるよね。
だからって、
毎回、ムーのおねだりに
答えるわけにはいかないけど、
たらふくおいしいものを食べてみたい、
そんなムーの気持ちもわかるから、
みんなには内緒で、極たま~にだよ。
だって、
ずっと元気におねだりしてもらわないと
困っちゃいますからね。