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2019.09.13

スタッフブログ★2019.09.13「カツオを狙う怪盗イタリニャン」

スタッフブログ★2019.09.13「カツオを狙う怪盗イタリニャン」

目次

こんにちは、
スタッフのミライです。

我が家では先日、
事件が発生しました。

我が家においしい旬の
戻りガツオが届き、
家族みんなでおいしくいただこうと
浮き足立っていたその背後で
怪しく光る二つの眼光が…。

そう、怪盗イタリニャンが
虎視眈々と"その時"を
狙っていたのです…。

「そのかつお、僕がいただくのだ」


《第一ラウンド キッチン》

サクの状態のかつおに
包丁が入った瞬間、
凄まじい勢いでキッチンカウンターに
突進、ひらりと飛び乗った怪盗。

かつおの香りに誘われるがまま
シンクまわりの細い淵を
歩いて渡ろうとします。

普段はそこまで運動神経が
良い印象がないのですが
(なんならトロい)
こういう時だけ妙な
運動神経の良さを発揮します。

あと少しでかつおに
手が……というところで
当たり前ですが、確保。

怪盗の挑戦は頓挫したのでした。

「ぷるるるぉし！！
(これで終わったと思うなよ…)」と
言ったかどうかは不明です。


《第二ラウンド ダイニング》

キッチンに運ばれた
旬の戻りかつおのお刺身。

当たり前ですが、怪盗対策に
ラップがかけられており
簡単には突破ができません。

人目が離れた隙にひらりと
テーブルに飛び乗った怪盗は、
一直線にかつおのお刺身へ突進。

目の前に見えているのに
食べようとすると
ラップが邪魔をする！

周囲をぐるぐると嗅ぎまわりながら
突破の糸口を探す怪盗でしたが、
残念ながらラップの端は
お皿の下に丁寧にしまってあります。

(王子は端が出ている
ラップくらいなら平気で剥がします)

と、ここで
「こらぁああ！！」と
怒号が飛んで来ました。

慌てて逃走する怪盗。
全身をペロペロ舐めて
「いや僕は何もしていないのだ」と
お茶を濁そうとする
ダサい怪盗なのでした。


《第三ラウンド 食事中のテーブルの下》

家族でおいしい追いがつおの
お刺身を食べていると
足に何度も何度も
頭突きをしてくるふわふわの気配…。

「僕にだけ食べさせないなんて
人間のすることじゃないのだ！
あんまりなのだ！
かつおをよこせなのだ！」

すりすり、なんて可愛らしい
ものではありません、
普通に頭突きです。
ヘッドバッドです。

人間の食事が終わるまでは、と

(一応王子のために少しだけ
別で取って置いてあるのです)

無視を決め込んでいたのですが、
その私の態度が気に入らなかったのか

「かくなる上は、
……御免！なのだ」と
足首にガブリガブリと
武力行使。

かつおが食べたいのは
分かりますが、
脂が乗っていそうなのは
分かりますが、
私の足は食べないでいただきたい。

必死の攻防戦を繰り広げましたが
王子の執念(八つ当たり)に
折れて一緒にかつおを
食べることに……。

「ふごふごふご！！！」と
爆音で喉を鳴らしながら
食べてくれるのは嬉しいのですが、

必死に食べ過ぎて
オエオエするので(そしてまたおねだり)
私たちの食事が終わってから
食べさせたかったのです…。

案の定、食事中
私の足元でオエオエされましたが
騒々しくも楽しい
我が家の秋の食卓なのでした。